macOS Montereyから?(記憶が定かでなくて申し訳ない)今Venturaですが、デフォルトではDiscordの画面共有で音が共有されません。そんなに大きなニュースになっていないのはMacでDiscord使ってる人が少ないからなんでしょうか。(Steamによると2%。そりゃ少ないわ。)
ですが、先日のWWDCで発表された新しいmacOS Sonomaでは、DirectX12の変換機能がフィーチャーされていました。昨年のカプコンに続き今年はコジマ監督が動画内で発表するなど、何故かmacOSはゲームに力を注いでいるっぽい雰囲気がします。
[WWDCでコジマ監督が喋る画像]
なんかDiscordアプリのガイドだけだとエラーでだめ
[ここに画像]
こんなエラーが出てきてだめです。サポートページの通りにやっても、設定>セキュリティとプライバシーの中に許可する項目さえ現れてくれません。謎。
Discordの画面共有で音が共有されない原因はこれ
英語でググったら一瞬で↓の動画が出てきました。正しくこの現象です。
以下Discord公式の見解通りです。
macOS Screen Share with Audio Update FAQ
https://support.discord.com/hc/en-us/articles/1500006741102-macOS-Screen-Share-with-Audio-Update-FAQ
といっても英文しかない?のでざっくり要約すると、
「macOSの仕様変更にDiscordが使ってるコンポーネントが対応してへんので使えないわ」
ということみたいです。
ちょっと詳しい内容
Discordは画面共有時の音収録を「ACE」というコンポーネントを使用して行っているようです。「ACE」はRogue Amoeba社が開発している「Audio Capture Engine」の略称で、macOS上で鳴っている音をソフトウェア上でパイプする仕組みです。macOS Montereyから、セキュリティに関する仕様がアホみたいに厳しくなりました。ACEコンポーネントも変更のあおりを受け、古いインストーラーなどのパッケージからACEコンポーネントをインストールできなくなったのが原因みたいです。(ソース:https://rogueamoeba.com/support/knowledgebase/?showArticle=ACE-BigSur-Install-Troubleshooting)
[ACEが使えないとなぜだめかわかる図]
問題のコンポーネントを別個でインストールすれば問題無し
ということで問題のコンポーネント、「ACE」さんを内包している関係無いアプリを入れることで解決できました。(マニュアルでACEをインストールするのはコマンドラインのため敷居が高い)
自分は一番OSへの変更が少なそうな「Airfoil(https://rogueamoeba.com/airfoil/mac/)」の無料版をインストールしました。
よくあるセキュリティのあれこれを済ませて、インストール完了です。(OS再起動します。)
[インストール完了画面]
Discord側での設定
↓のスクリーンショットの表示が出ていれば大丈夫。あなたのブラウザのYoutubeの音は通話相手に届いていることでしょう。
[スクショ]
まとめ
というわけで、
「Rogue Amoeba」社から(https://rogueamoeba.com/)適当なアプリをインストールするとDiscord画面共有で音が流れるでした。消える魔球みたいな解決方法ですがデフォルトで解決することを願います。